夏の暑さは人間だけでなく、馬にとっても大きな負担になります。特に高温多湿な日本の夏は、熱中症のリスクが高く、注意が必要です。ここでは、馬の熱中症対策について分かりやすくご紹介します。
馬が熱中症になりやすい状況
・炎天下での運動や長時間の外乗
・風通しの悪い厩舎や運動場
・水分補給が不十分な時
・暑さに慣れていない時期(梅雨明けなど)
人と同じように、馬も汗をかいて体温を調整しますが、日本の湿度では汗が蒸発しにくく、熱が体にこもってしまうのです。
熱中症のサイン
以下の様子が見られたら要注意です。
・呼吸が荒く、ハァハァと息をしている。
・汗を大量にかいている
・汗を全くかかない
・元気がなく、歩くのを嫌がる
・食欲や水を飲む量が減る
・ふらつきや震えがでる
こうした症状が見られた場合は、すぐにスタッフやインストラクターに相談し、運動を中止すべきかどうか検討しましょう。
早期発見で軽度の場合は日陰や涼しい場所で十分回復します。
馬の熱中症予防のポイント
1.こまめな水分補給
いつでも新鮮な水を飲めるようにしておきましょう。
2.日陰や風通しの確保
厩舎や放牧場には風が抜ける工夫や、ミストや扇風機を設置するのも効果的です。
3.運動は涼しい時間帯に
朝夕の気温が低い時間に軽めの運動を心がけるのがオススメです。
4.休憩を多めにとる
少し動かしたら日陰で休ませ、体温を下げてから再開するようにしましょう。
5.栄養補給
暑さで消耗した体力を回復させるために、電解質・ビタミン・ミネラルの補給が有効です。
まとめ
馬も人と同じく、夏は疲れやすく熱中症のリスクが高まります。
「水分・休憩・涼しい環境・栄養補給」の4つを意識して、元気に夏を乗り切りましょう!
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